• 英名:Gefitinib
  • 商品名:イレッサ錠(アストラゼネカ株式会社)

薬物動態パラメータ

FAefubCLtotVdB/P ratioCL/FVd/F
(%)(%)(mL/min/kg)(L/kg)
601907.320

薬物動態的特徴

  • 消失臓器:肝代謝型
  • CL:中間
  • Vd:大
  • タンパク結合:binding sensitive

吸収

  • 絶対バイオアベイラビリティーは59%(添付文書より)

食事の影響

  • ややあり、添付文書上は「臨床上特に問題となる変化ではなかった」と記載あり(添付文書より)
    • 欧米人健康志願者(n=25)において、本剤を食後投与したときAUC及びCmaxがそれぞれ37%及び32%増加

性差

分布

  • ヒトにおける血漿蛋白結合率は約90%(添付文書より)
    • 血清アルブミン及びα1-酸性糖蛋白へ結合

代謝


排泄

  • 静脈内持続投与したときの血漿クリアランスは約500mL/分(添付文書より)
  • 欧米人健康志願者(n=6)において未変化体及び代謝物の大部分は糞中に排泄され、尿中排泄は投与量の4%未満(添付文書より)

母集団薬物動態(PPK)解析


腎障害のある患者

肝機能障害のある患者

  • 影響あり
    • 軽度、中等度及び重度の肝硬変による肝機能障害患者(非担癌患者):未変化体のAUCの平均は健康被験者の3.1倍(添付文書より)

PK-PD

参考

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