- 英名:Sorafenib Tosilate
- 商品名:ネクサバール錠(バイエル薬品株式会社)
- 食事の影響あり ⇒ 「高脂肪食摂取時には食事の1時間前から食後2時間までの間を避けて服用すること」(添付文書より)
- 中脂肪食後に投与した際:空腹時と比べAUC 14%↑
- 高脂肪食後に投与した際:空腹時と比べAUC 29%↓
- ヒト血漿蛋白結合率は99.5%
- 主としてアルブミンに結合(承認申請資料概要:2.7.2.3.1.6)
- B/P比
- 血漿/血液間濃度比は1.33であった(承認申請資料概要:2.6.4.4.1、2.7.2.3.1.6)
- 日本人固形癌患者に本剤を1日2回反復投与した際,定常状態における未変化体AUCが占める割合は,総AUCに対して約74〜90%であった(添付文書より)
- 血漿中主代謝物(ピリジン基のN-酸化体)は総AUCの約6〜12%であった
- 健康成人4例に14C標識ソラフェニブ100mgを溶液にて単回経口投与し,投与14日目までに投与量の合計96%を回収(添付文書より)
- 糞中:77%(未変化体として50.7%が,カルボン酸体として19.1%)
- 尿中:19%(ソラフェニブのグルクロン酸抱合体が14.8%,ピリジン基のN-酸化体のグルクロン酸抱合体が2.7%)
- 軽度の肝機能障害(Child-Pugh分類A):AUC 9%↓(添付文書より)
- 中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類B):AUC 20%↓ (添付文書より)
- 重度の肝機能障害(Child-Pugh分類C)患者:検討を行っていない(添付文書より)
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